「通信の秘密不可侵」の法理 : ネットワーク社会における法解釈と実践
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「通信の秘密不可侵」の法理 : ネットワーク社会における法解釈と実践
勁草書房, 2015.4
- タイトル別名
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通信の秘密不可侵の法理 : ネットワーク社会における法解釈と実践
Legal concept of secrecy of communications under the constitution of Japan
- タイトル読み
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ツウシン ノ ヒミツ フカシン ノ ホウリ : ネットワーク シャカイ ニオケル ホウカイシャク ト ジッセン
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主要参考文献一覧: p549-577
内容説明・目次
内容説明
憲法21条2項後段、通信の秘密は、これを侵してはならない。手紙と電話が通信の主役を担った時代はとうに過ぎ去った。今日のネットワーク社会の中で「通信の秘密」をめぐる法解釈論はいかにあるべきか。
目次
- 今日の「通信」と国民生活—「通信」の発展とその位置づけの変容
- 通信の秘密不可侵の今日的な全体像
- 憲法上の「通信」の意義
- 通信の「秘密」の意義
- 通信管理主体の意義—「準公権力」となる条件
- 通信の自由
- 基本的な通信役務の適切な提供—通信の自由の保護の一環として
- 通信の秘密不可侵の限界
- 通信の秘密の「侵害」の意義
- 通信管理権—対抗的な基本権
- 検閲禁止の法理の再構成—「通信」との関わりの観点から
- ネットワークの中立性をめぐる米国の議論
- 通信の利用における平等保障—インターネット接続役務を中心として
- ネットワーク上の混雑緩和等責務—ネットワーク上のトラフィックの適切な管理の一環として
- プライバシーの保障を超えた通信の秘密の保護のあり方
「BOOKデータベース」 より