災害と復興の中世史 : ヨーロッパの人びとは惨禍をいかに生き延びたか

書誌事項

災害と復興の中世史 : ヨーロッパの人びとは惨禍をいかに生き延びたか

G.フーケー, G.ツァイリンガー [著] ; 小沼明生訳

八坂書房, 2015.4

タイトル別名

Katastrophen im Spätmittelalter

Katastrophen im Mittelalter

タイトル読み

サイガイ ト フッコウ ノ チュウセイシ : ヨーロッパ ノ ヒトビト ワ サンカ オ イカニ イキノビタカ

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注記

原著 (Darmstadt ; Mainz : Philipp von Zabern, 2011) の翻訳

参考文献: 巻末p18-34

内容説明・目次

内容説明

洪水・高潮・難波・地震・飢餓・火災・疫病・戦火…災害が日常でもあった中世後期ヨーロッパの人びとは、それらとどのように向き合い、どのように克服してきたのだろうか?丹念に掘り起こした史料をもとに、災害の現場を臨場感あふれる筆致で再現する刺激的論考、待望の邦訳。

目次

  • 序章 “人間の環境”としての災害
  • 1 洪水—バーゼル、一五二九年六月十四日/一五三〇年七月四日
  • 2 高潮—ルングホルトの神話
  • 3 難破—地中海で、また北海で
  • 4 地震—十四・十五世紀の証言から
  • 5 飢餓—慈悲なき自然のみでなく…
  • 6 火災—燃える都市、救命と消火
  • 7 疫病—果てしなき災厄
  • 8 戦火—南ドイツ、一四四九‐五〇年/ノイス、一四七四‐七五年
  • 9 悪貨—貨幣暴落の災害と、支配層の詐欺行為
  • 惨禍Extremereignisse—結びにかえて

「BOOKデータベース」 より

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