フランス演劇にみるボディワークの萌芽 : 「演技」から「表現」へ

著者

    • 中筋, 朋 ナカスジ, トモ

書誌事項

フランス演劇にみるボディワークの萌芽 : 「演技」から「表現」へ

中筋朋著

世界思想社, 2015.3

タイトル別名

無意識へのアプローチとしてのボディワーク : 十九世紀末フランスにおける俳優訓練術の萌芽

フランス演劇にみるボディワークの萌芽 : 演技から表現へ

タイトル読み

フランス エンゲキ ニ ミル ボディ ワーク ノ ホウガ : 「エンギ」カラ「ヒョウゲン」エ

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注記

博士論文「無意識へのアプローチとしてのボディワーク : 十九世紀末フランスにおける俳優訓練術の萌芽」(京都大学) をもとにしたもの

文献一覧: p213-223

内容説明・目次

内容説明

自然主義を唱えたゾラ、自由劇場を創設したアントワーヌ、演劇雑誌を主宰したジュリアン、象徴主義演劇の可能性を示したメーテルランク。見えない「生」に取り憑かれた人びとの演劇論や戯曲を読みときながら、現代演劇の原動力となった俳優訓練術の萌芽を描きだす。

目次

  • 序章 俳優「の」からだ
  • 第1章 レトリックからスペクタクルへ—十九世紀末フランスにおける演劇の状況
  • 第2章 夢みる自然主義—生への関心と無意識の探究
  • 第3章 認識というドラマ—認知の内面化とあらたな劇作術
  • 第4章 変容にさらされる俳優像—無意識の獲得という逆説
  • 第5章 「脱力」と「型」にむけて—俳優の存在から生まれる演劇性
  • 結び

「BOOKデータベース」 より

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