キラキラネームの大研究
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書誌事項
キラキラネームの大研究
(新潮新書, 618)
新潮社, 2015.5
- タイトル読み
-
キラキラ ネーム ノ ダイケンキュウ
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注記
主要引用・参考文献: p248-250
内容説明・目次
内容説明
苺苺苺と書いて「まりなる」、愛夜姫で「あげは」、心で「ぴゅあ」。珍奇な難読名、いわゆる「キラキラネーム」の暴走が日本を席巻しつつある。バカ親の所業と一言で片づけてはいけない。ルーツを辿っていくと、見えてきたのは日本語の本質だった。それは漢字を取り入れた瞬間に背負った宿命の落とし穴、本居宣長も頭を悩ませていた問題だったのだ。豊富な実例で思い込みの“常識”を覆す、驚きと発見に満ちた日本語論。
目次
- 序章 「キラキラネーム」という名のミステリー
- 第1章 なんでもありの「キラキラ界」
- 第2章 なぜ読みにくい命名をするのか
- 第3章 無理読みは伝統だった
- 第4章 言霊がつくったややこしい状況
- 第5章 「読めない名前」の近代史
- 第6章 明治期のエリートはなぜ珍名を好んだのか
- 第7章 ついに「断層」が見えてきた
- 終章 「感字」、侮るべからず
「BOOKデータベース」 より