近世仏教の制度と情報
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近世仏教の制度と情報
(日本大学法学部叢書, 第39巻)
吉川弘文館, 2015.6
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キンセイ ブッキョウ ノ セイド ト ジョウホウ
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近世仏教の制度と情報
2015.6.
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近世仏教の制度と情報
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索引: 巻末1-10p
Description and Table of Contents
Description
従来、江戸幕府の宗教統制は初期段階で寺院・僧侶をめぐる「統制」の基本線が完成し、近世を通じて固定化したと思われてきた。この通説を再検討すべく、仏教教団の組織と構造や「無本寺」寺院、寺元慣行などの実態を追究。越後や加賀などの事例をあげつつ、寺檀制度をめぐる虚実取り混ぜた「法令」やそれを含む情報の流通、通念の形成を解明する。
Table of Contents
- 第1部 仏教教団の構造と制度(仏教教団の組織と構造—地域社会と僧侶集団;教団組織と寺院—無住契約・取上寺・移転寺;本末帳に載らない「無本寺」寺院—摂津国八部郡・再度山大龍寺;無檀・無本寺寺院の廃寺に関する法令;在地寺院と寺元慣行;近世の小城下町と寺社—越後・与板)
- 第2部 近世仏教をめぐる通念と情報(寺檀制度をめぐる通念と情報;離檀に関する載許の流布;半檀家論の再検討;村単位の男女別寺檀制—東総の事例;加賀藩の改宗・寺替法令;一家一寺制法令再論;いわゆる「宗門檀那請合之掟」—近世の寺院関係偽法令(一);いわゆる「諸寺院条目」—近世の寺院関係偽法令(二);課題と展望)
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