原罪論
著者
書誌事項
原罪論
(ジョナサン・エドワーズ選集, 3)
新教出版社, 2015.3
- タイトル別名
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Original sin
The great Christian doctrine of original sin defended
- タイトル読み
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ゲンザイロン
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注記
監修: 森本あんり
内容説明・目次
内容説明
人間理性への楽観に対する頂門の一針。18世紀ニューイングランドを席巻した自由主義思想に立ち向かうエドワーズ。その透徹した人間論はラインホールド・ニーバーら現代の神学者たちがたびたび立ち返る原点となった。
目次
- 第1部 観察と経験によって、そして聖書の思想と証言、ならびに反対者の言っている主張から発見される事実や出来事から取り出される原罪の証拠のいくつかを考察する(人類の罪深さの事実に現れた原罪の証拠;万人の死、特にさまざまな事情の中での幼児の死が原罪を証明する)
- 第2部 原罪の教義を証明する聖書の個々の箇所の考察(原罪の教義との関連でみた、「創世記」の最初の三章の考察;聖書の他の箇所、特に原罪の教義を証明する旧約聖書の他の部分についての考察 ほか)
- 第3部 聖書がキリストの贖罪について述べていることのうち、原罪の教義について私たちに与えられている証拠について考察する(贖罪の本質から獲得される原罪の証拠;原罪の教義の証拠は、贖罪の適用について聖書が教えていることから明らかである)
- 第4部 さまざまな反論への回答(自分で選択した行為でもないのに、人間が罪の中に生まれ、選択の余地なく罪人であると考えるのは、罪の本性と矛盾する考えであるという反論をめぐって;人間本性は生まれつき腐敗しているという教義に対する反論、すなわち、人間が罪において存在を始めたと考えることは、人間を存在させた造り主が、堕落を造り出したと考えることになる、という反論について ほか)
「BOOKデータベース」 より