論理と歴史 : 東アジア仏教論理学の形成と展開
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論理と歴史 : 東アジア仏教論理学の形成と展開
ナカニシヤ出版, 2015.3
- タイトル読み
-
ロンリ ト レキシ : ヒガシアジア ブッキョウ ロンリガク ノ ケイセイ ト テンカイ
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注記
2012年に関西大学に提出した学位請求論文(博士[文化交渉学])の一部がベース
参考文献: p448-463
内容説明・目次
内容説明
玄奘はインドで何を証明したのか—玄奘にまつわる論理式「唯識比量」を巡る、国や時代をまたいだ議論の探究を通じ、論理と歴史の「共生」構造を解き明かす。
目次
- 第1章 序論(対象と方法;周縁としての因明 ほか)
- 第2章 唯識比量の成立と新羅における批判(玄奘伝における唯識比量の問題;基『因明入正理論疏』の唯識比量解釈 ほか)
- 第3章 論理式の解釈と仏教史の構想—バーヴィヴェーカの論理式をめぐって(バーヴィヴェーカの伝承の変遷;掌珍比量の東アジアにおける受容 ほか)
- 第4章 繰り返される三転法輪—東アジアにおける三時教判の展開(基以前の三転法輪説解釈;唐・新羅における三時教判の展開 ほか)
- 第5章 空有の論争と仏性論争との接続(空有論争と大安寺;相部律宗定賓の行状・思想とその日本への影響 ほか)
「BOOKデータベース」 より