「冒険」としての小説 : ロマネスクをめぐって

Bibliographic Information

「冒険」としての小説 : ロマネスクをめぐって

赤羽研三著

水声社, 2015.4

Other Title

冒険としての小説 : ロマネスクをめぐって

Title Transcription

「ボウケン」トシテノ ショウセツ : ロマネスク オ メグッテ

Description and Table of Contents

Description

バフチン、ルカーチ、ジュネットらの物語論を踏まえ、語り/読み/登場人物における“冒険”から小説一般の理論を究明し、19世紀以降の小説(スティーヴンスン、ポー、フロベール、コンラッド、ラディゲ、カミュ)を題材に、多様な小説ジャンルにおける“冒険”の諸相に肉薄する。

Table of Contents

  • ロマネスク
  • 冒険の様々なかたち
  • 語りと読み手の冒険
  • 物語の発生と進行
  • 状況の設定と人物の行動
  • 因果性と「思いがけなさ」
  • リアルとアクチュアル
  • 状況の流動性と主体の変容
  • 小説の締めくくり方
  • 冒険小説における冒険とその不可能性—コンラッド『ロード・ジム』
  • 恋愛における冒険—ラディゲ『ドルジェル伯爵の舞踏会』
  • 新たな冒険の可能性—カミュ『異邦人』

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Details
  • NCID
    BB18700783
  • ISBN
    • 9784801000865
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    413p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
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