浄のセクソロジー
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浄のセクソロジー
(河出文庫, [み2-3] . { 南方熊楠コレクション / 南方熊楠著 ; 中沢新一編||ミナカタ クマグス コレクション })
河出書房新社, 2015.4
- : 新装版
- タイトル読み
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ジョウ ノ セクソロジー
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内容説明・目次
内容説明
南方熊楠は、また偉大な性の思想家であった。両性具有、同性愛、猥雑、エロティシズム—性の領域でも熊楠は、多様で、多形的で、変換可能な様式を、広く深く探求した。セクソロジー研究の先駆者としての全貌を、若き同性愛研究者・岩田準一に宛てた書簡や各種論文を中心にまとめる。熊楠の視点は、いまだに新しい。
目次
- 第1部 淫書の効用—論文集成(月下氷人—系図紛乱の話;婦人を〓童(わかしゅ)に代用せしこと;千人切りの話;淫書の効用;婦人の腹中の瘡を治した話;樟柳神とは何ぞ;「魔羅考」について;人魚の話;奇異の神罰;鳥を食うて王になった話)
- 第2部 友愛としての同性愛—岩田準一宛書簡より(浄愛と不浄愛、粘菌の生態、幻像、その他;直江兼続と上杉景勝、大若衆のこと、その他;カゲロウとカゲマ、御座直し、『弘法大師一巻之書』、その他;ちご石、北条綱成、稚児の谷落とし、「思いざし」、その他;女の後庭犯すこと、トルコ風呂、アナバの猫、その他;口碑の猥雑さ、化け物譚、腹上死、柳田批判、その他)
「BOOKデータベース」 より