近代日本の対外認識
著者
書誌事項
近代日本の対外認識
彩流社, 2015.6-
- 1
- 2
- タイトル別名
-
近代日本の対外認識
- タイトル読み
-
キンダイ ニホン ノ タイガイ ニンシキ
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注記
1の執筆者: 平野敬和, 中谷直司, 鈴木仁麗, 北野剛, 服部聡, 上田美和
2の執筆者: 武井義和, 大木康充, 鈴木仁麗, 上田美和, 尾原宏之, 種稲秀司, 畑野勇, 小宮一夫
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784779121241
内容説明
近代日本の知識人たちは、刻々と変わりゆく世界情勢をどのように視ていたのか?政治史、外交史、思想史、メディア史などのジャンルから多角的に探求する。
目次
- 総論 「転換期の国際社会」を知識人たちはどう捉えたのか
- 第1章 有賀長雄の対外認識—ある学者官僚の栄光と蹉跌
- 第2章 デモクラットの対外認識—吉野作造・石橋湛山を中心に
- 第3章 「強いアメリカ」と「弱いアメリカ」の狭間で—「ワシントン体制」への国際政治過程
- 第4章 モンゴル認識の形成—戦略と「大義名分」の系譜
- 第5章 戦間期の日本と満洲—田中内閣期の満洲政策の再検討
- 第6章 一九三〇年代の日本の右翼思想家の対外認識—満川亀太郎・北一輝を中心に
- 第7章 終戦前後における日本外務省の国連認識—国際連盟での教訓と国際社会への復帰
- 第8章 リベラリストの悔恨と冷戦認識—芦田均と安倍能成
- 巻冊次
-
2 ISBN 9784779123245
内容説明
19世紀末から20世紀半ばの日本、そして世界はまさに激動の時代であった!刻々と変わりゆく世界情勢に対するその時代を生きた近代の「知識人」たちの視座を再認識することによって、その時々の国際情勢の「現実」をどのように見据えるのか、いかにして自分たちの立ち位置を定め、かつ「外」と向き合うかという「現代日本の対外認識」に関する多くの手掛かりを得られるに違いない。
目次
- 総論 「転換期の国際社会」を知識人たちはどう論じたのか
- 第1章 五・四運動以後の日本知識人の中国認識—矢野仁一と内藤湖南
- 第2章 大村欣一東亜同文書院教授の中国認識—一九一〇〜二〇年代の研究とその特徴
- 第3章 近代日本における「文化主義」の登場とその展開—桑木厳翼・金子筑水・土田杏村
- 第4章 国際問題評論家の対外認識—稲原勝治と米田実
- 第5章 再生産されるモンゴル認識—善隣協会調査部と戦時下のモンゴル研究
- 第6章 清沢洌の国際平水運動—“植民地・社会主義”の視角から
- 第7章 戦前・戦中・戦後直後娯楽番組の連続性と政治性—丸山鐵雄の番組制作と大衆芸能論を素材として
- 第8章 外務省と日本の国連加盟外交—米ソ冷戦の狭間で
- 第9章 海上自衛隊の創設における旧海軍軍人の動向と対外認識
- 第10章 「改憲派」の再軍備論と「日米同盟」論—徳富蘇峰・矢部貞治・中曽根康弘
「BOOKデータベース」 より