代官の日常生活 : 江戸の中間管理職
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代官の日常生活 : 江戸の中間管理職
(角川ソフィア文庫, I126-1)
KADOKAWA, 2015.5
- タイトル読み
-
ダイカン ノ ニチジョウ セイカツ : エド ノ チュウカン カンリショク
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注記
文献 :p287-296
内容説明・目次
内容説明
商人から賄賂を受け取り、過重な年貢を強いる—時代劇などで悪の権化のように描かれ続けてきた「代官」。しかしその実態は、部下の不始末に悩まされ、頻繁な転勤や多額の借金に苦労しながらも、全国400万石におよぶ幕府直轄領(天領)の徴税システムを支えた「江戸の中間管理職」であった。1200人を超える江戸幕府の代官たちの経歴を丹念に調査。悲喜こもごもの実態を通して、幕府という組織の本当の姿を照らし出す。
目次
- 序章 代官の虚像と実像
- 第1章 「代官」という仕事(地方と公事方—代官の基本業務;幕府官僚社会のなかの代官 ほか)
- 第2章 代官から見た幕政改革(江戸幕府成立と代官;将軍綱吉期の「賞罰厳明」策 ほか)
- 第3章 代官の転勤人生(奉職と赴任;赴任の旅 ほか)
- 第4章 江戸の代官(江戸の勤務形態;交遊する代官たち ほか)
- 第5章 代官たちの危機管理(下僚に悩まされる代官;大地震が発生したとき ほか)
- 終章 したたかな農民と代官
「BOOKデータベース」 より