二宮尊徳の仕法と藩政改革

書誌事項

二宮尊徳の仕法と藩政改革

松尾公就著

勉誠出版, 2015.5

タイトル読み

ニノミヤ ソントク ノ シホウ ト ハンセイ カイカク

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注記

学位請求論文 (立正大学) を基に構成したもの

索引: 巻末1-14p

内容説明・目次

内容説明

江戸時代後期に二宮尊徳が小田原藩領で実施した農村復興・財政再建政策=「報徳仕法」。その着手から撤廃に至る過程と政策の実態を、各地に伝わる古文書や尊徳自筆の日記・手紙などの一次史料から明らかにする。農村改良と藩政の展開、農民や指導者によるネットワークの形成など、地域社会の変革を多面的に考察し、近世社会の特質と尊徳の実像に迫る。

目次

  • 序章 報徳仕法の研究と本書の構成
  • 第1章 報徳仕法導入以前の小田原藩領
  • 第2章 小田原藩政の展開と二宮尊徳—藩主大久保忠真の酒匂河原での表彰の意義をめぐって
  • 第3章 二宮尊徳の窮民救済仕法—天保飢饉直後の野州烏山領と駿相州小田原領
  • 第4章 小田原藩政の展開と報徳仕法
  • 第5章 小田原藩の「御分台」と二宮尊徳
  • 第6章 小田原領内の報徳仕法
  • 第7章 用悪水堀と道普請にみる報徳仕法
  • 第8章 伊豆韮山の報徳仕法と「報徳」ネットワーク
  • 第9章 小田原宿報徳社の成立と展開
  • 第10章 小田原報徳仕法「畳置」をめぐる諸問題—弘化三年の小田原藩と二宮尊徳
  • 終章 これからの報徳仕法研究のために

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB18757011
  • ISBN
    • 9784585220770
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vi, 425, 14p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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