戸籍のない日本人
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書誌事項
戸籍のない日本人
(双葉新書, 108)
双葉社, 2015.5
- タイトル読み
-
コセキ ノ ナイ ニホンジン
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注記
参考文献: p254-255
内容説明・目次
内容説明
離婚後300日以内に生まれた子は前夫の子と推定する—DNA鑑定などなかった明治時代の民法772条規定により、戸籍が取得できない無戸籍者が日本には推定で数万人もいる。住民票はない、運転免許証もパスポートも取れない。本書では「当たり前の生活」さえ困難な無戸籍者の苦悩を紹介し、どうしたらこの問題が解決できるのかを追求していく。
目次
- 1章 大人になった無戸籍児(国家資格の登録証に本籍地の記載なし;修学旅行、行けへんねん ほか)
- 2章 無戸籍の連鎖(親子2代にわたる無戸籍;「どうせ何も変わらない」という無力感 ほか)
- 3章 見えない存在(所在不明児でさえなかった女の子;不幸な生い立ちと前科5犯 ほか)
- 4章 なぜ無戸籍問題は解決できないのか(家族の実態と法律の決定的なズレ;戸籍制度と家制度 ほか)
- 5章 責任は政治家にあり(幻となった議員立法;自民党保守派につぶされた特例法案 ほか)
「BOOKデータベース」 より