セザンヌと鉄斎 : 同質の感動とその由縁

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セザンヌと鉄斎 : 同質の感動とその由縁

山岸恒雄著

思文閣出版, 2015.5

タイトル読み

セザンヌ ト テッサイ : ドウシツ ノ カンドウ ト ソノ ユエン

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注記

参考文献一覧: p317-321

内容説明・目次

内容説明

フランスの画家ポール・セザンヌと富岡鉄斎。両者の絵の同質性については、以前より指摘があったが、その理由については、明かされていない。本書は、この同質性が何に由来するものなのか、また何を意味するものなのかを、両画家の生い立ちや教育、思想、哲学、人生観、芸術観等から明かす。

目次

  • 第1章 本書の目的(ブルーノ・タウトの言及;タウト以外の評論;印象批評から論証へ)
  • 第2章 研究の方法と基礎資料(直接的な影響関係の有無;『セザンヌの手紙』精読;鉄斎画賛の研究;作品の熟覧と模写)
  • 第3章 セザンヌの自然観(長く豊かな自然との接触;セザンヌの手紙;セザンヌの東洋的な自然観;セザンヌ絵画理論の新たな解釈)
  • 第4章 鉄斎の実像(万里の路;画賛に表れる鉄斎の本音;儒者を標榜する神官鉄斎;アイヌ風俗画の意味)
  • 第5章 同質の感動とその由縁(二人の画家に共通するもの;タンペラマンと気韻生動について;絵画の同質性;タウトの感性)

「BOOKデータベース」 より

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