ナチス・ドイツとフランス右翼 : パリの週刊紙『ジュ・スイ・パルトゥ』によるコラボラシオン

書誌事項

ナチス・ドイツとフランス右翼 : パリの週刊紙『ジュ・スイ・パルトゥ』によるコラボラシオン

南祐三著

彩流社, 2015.6

タイトル別名

ナチスドイツとフランス右翼 : パリの週刊紙ジュスイパルトゥによるコラボラシオン

タイトル読み

ナチス ドイツ ト フランス ウヨク : パリ ノ シュウカンシ ジュ スイ パルトゥ ニヨル コラボラシオン

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注記

博士学位請求論文「パリの週刊誌『ジュ・スイ・パルトゥ』によるコラボラシオンーナショナリズム・ファシズム・協力主義ー」(早稲田大学, 2014年度提出) に加筆・修正を施したもの

一連の頁付中、"p227-314"のかわりに"注 p1-87"の頁付が与えられている

参考文献: 注 p68-86

内容説明・目次

内容説明

1930年代、国際情報紙から親ファシズムのメディアへ—パリの極右週刊紙の誕生とその展開。敗戦と占領という特殊な事情のヴィシー時代。「ふつう」ではない状況下だからこそ、そこに生きる人びとの言動には、その「本質」が滲み出てくる。フランスの「ナショナリスト」たちは、なぜ対独協力を選択したのか。本書に登場する人物のことばや行動には、すべての者のうちに巣くう「弱い」部分や「邪なもの」の実相を解きほぐす手掛かりがある。

目次

  • 第1章 メディア史のなかの『ジュ・スイ・パルトゥ』
  • 第2章 一九三〇年代における『ジュ・スイ・パルトゥ』のドイツ観
  • 第3章 ピエール・ガクソットと『ジュ・スイ・パルトゥ』の分岐点
  • 第4章 対独協力ジャーナリズムの形成と『ジュ・スイ・パルトゥ』の再刊
  • 第5章 『ジュ・スイ・パルトゥ』の協力主義イデオロギー
  • 第6章 「あるべき国家像」をめぐって—AFとJSP

「BOOKデータベース」 より

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