原民喜戦後全小説
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書誌事項
原民喜戦後全小説
(講談社文芸文庫, [はF4])
講談社, 2015.6
- タイトル読み
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ハラ タミキ センゴ ゼンショウセツ
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注記
「定本原民喜全集」1・2巻 (1978年 青土社刊) を底本として刊行された「原民喜戦後全小説」上・下巻 (講談社文芸文庫 1995年刊) を1巻に編集したもの
年譜: p568-577
著書目録: p578-579
収録内容
- 夏の花
- 廃墟から
- 壊滅の序曲
- 忘れがたみ
- 小さな庭
- 吾亦紅
- 冬日記
- 秋日記
- 画集
- 雲の裂け目
- 魔のひととき
- 苦しく美しき夏
- 夢と人生
- 遥かな旅
- 美しき死の岸に
- 死のなかの風景
- 心願の国
- 小さな村
- 氷花
- 飢え
- 火の踵
- 災厄の日
- 火の唇
- 鎮魂歌
- 火の子供
- 永遠のみどり
- 二つの死
- 星のわななき
- 昔の店
- 翳
- 曲者
- 西南北東
- 山へ登った毬
- 気絶人形
- うぐいす
- 二つの頭
- 屋根の上
- もぐらとコスモス
- 誕生日
内容説明・目次
内容説明
一九四五年八月六日、郷里の広島で被爆し一命を取り留めた原民喜は、この惨劇を書き残すことを決意する。“殺人光線”で焼けただれた肉体を、死にゆく者の呻き声を、遺体に埋もれ地獄絵図と化した光景を、克明に描き尽くす。戦禍の記録を文学へ昇華させた傑作「夏の花」三部作、亡妻への想いが滲む「美しき死の岸に」ほか計三十九篇。原爆を生み落した世界と人類に突きつける、文学の結晶。
「BOOKデータベース」 より