米中政治経済論 : グローバル資本主義の政治と経済

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米中政治経済論 : グローバル資本主義の政治と経済

関下稔著

御茶の水書房, 2015.6

タイトル別名

Political economy of the U.S.-China relations : rivalry or alternative?

タイトル読み

ベイチュウ セイジ ケイザイロン : グローバル シホン シュギ ノ セイジ ト ケイザイ

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内容説明・目次

内容説明

21世紀初頭のスーパーキャピタリズムの内実を解明。グローバル時代の世界を「知財王国」(コト作り)アメリカと、「世界の工場」(モノ作り)中国を双頭とする「スーパーキャピタリズム」の時代と措定し、両者の立体的・階層的・複合的な対立と妥協の相互関係を検討する。

目次

  • 第1章 グローバル資本主義と米中政治経済関係—アメリカのアジア旋回と21世紀世界
  • 第2章 米中政治経済関係の新局面—対米投資促進と国家安全保障強化の間のアメリカのジレンマ
  • 第3章 海外投資への中国の重心移動と「自主創新」技術の開発・獲得へのアメリカの危惧
  • 第4章 知財をめぐる米中間の攻防—アメリカの対中進出と六つのパラドクスの生起
  • 第5章 人民元をめぐる米中間の攻防—アメリカの人民元高要求と中国の人民元国際通貨化戦略との角逐と妥協
  • 第6章 オバマ政権のアジアシフトと米中間の軍事・安全保障問題の尖鋭化
  • 補論 ベトナム工業化の現段階と日本企業—日‐米‐中トライアングル関係の外縁的布陣

「BOOKデータベース」 より

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