解放の文学 : 一〇〇冊のこだま

書誌事項

解放の文学 : 一〇〇冊のこだま

音谷健郎著

解放出版社, 2015.5

タイトル別名

解放の文学 : 100冊のこだま

タイトル読み

カイホウ ノ ブンガク : ヒャクサツ ノ コダマ

内容説明・目次

内容説明

「解放」という言葉が、ヒューマニズムも、人権も、民主主義願望も引っ張ってきた。「解放の文学」の中心にある差別からの解放は、封建的な家門意識、男尊女卑、権力意志、強者の論理にとどまらず、人間の内に巣くっている分別しがたいマグマにも向き合い、解き放つことを求める。文学作品を通じて、人間の尊厳を守る、真の解放を探る私の文学の旅。

目次

  • 近代への目覚め
  • 束縛への挑戦
  • 戦時下抵抗の形
  • 戦場の心
  • 被爆体験の凝視
  • 戦後思想の形成
  • 植民地の傷痕
  • 戦争体験の座標
  • アジアの叫び
  • 隣国の模索
  • 古層の発見
  • 人間解放の希求
  • 厄災からの救済
  • 状況への肉迫
  • 近未来の像
  • 『破戒』をめぐって

「BOOKデータベース」 より

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