なぜ日本人はご先祖様に祈るのか : ドイツ人禅僧が見たフシギな死生観

書誌事項

なぜ日本人はご先祖様に祈るのか : ドイツ人禅僧が見たフシギな死生観

ネルケ無方著

(幻冬舎新書, 380, [ね-1-1])

幻冬舎, 2015.5

タイトル読み

ナゼ ニホンジン ワ ゴセンゾサマ ニ イノルノカ : ドイツジン ゼンソウ ガ ミタ フシギナ シセイカン

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注記

参考文献: 巻末

内容説明・目次

内容説明

日本人の死に対する考えは不思議だ。生と死を厳密に分けず、つながっている感覚を持ち、死者への親近感や依存度が高い。その一方で「死は穢れ」という概念があり、葬儀後の「清め塩」や数字の「4」を避ける習慣がある。また、戦時中の神風特攻隊は、武士道が謳う死の美学を身をもって貫き敵国を驚かせた。元キリスト教徒のドイツ人禅僧が、日本と欧米社会を中心に比較しながら、曖昧な日本人の死生観と理想の死について考察する。

目次

  • 第1章 複雑な死生観を持つ日本人(「ご先祖様信仰」は日本人特有の死生観;古来日本人の死生観はギリシャ神話と似ている ほか)
  • 第2章 世界の国と宗教は死をどう考えてきたか(キリスト教;中国 ほか)
  • 第3章 禅から考える、私にとっての死(坐禅から死を考える;坐禅とは、自分を手放すこと ほか)
  • 第4章 多様化する日本人の死(いい加減すぎる、日本仏教の死後の世界;失われるのではなく、形を変えるのが命 ほか)
  • 第5章 死を受け入れるには(自然なのは「枯れるような」死に方;「元気で長生き」はしなくていい ほか)

「BOOKデータベース」 より

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