日本の童貞
著者
書誌事項
日本の童貞
(河出文庫, [し23-1])
河出書房新社, 2015.6
- タイトル別名
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日本の童貞
- タイトル読み
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ニッポン ノ ドウテイ
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注記
2003年5月文春新書として刊行されたもの
シリーズ番号はブックジャケットによる
童貞の言説史年表: p278-279
参考文献: p280-284
内容説明・目次
内容説明
一九二〇年代、童貞は日本男子の美徳だった!「カッコいい」から「恥ずかしい」へ—近代から現代において、童貞のイメージはどのように変化してきたのか。気鋭の社会学者が、童貞にまつわる言説を丁寧に読み解き、男性のセクシュアリティの変化を探る。童貞で読み解く日本の社会史!
目次
- 第1章 「新妻にささげる贈り物」としての童貞—一九二〇年代の学生たち
- 第2章 童貞のススメ—男の性の問題化と医療化
- 第3章 貞操の男女平等の暗面—「花柳病男子拒婚同盟」への反応
- 第4章 女の童貞、男の童貞—「童貞」という言葉の変遷
- 第5章 「恥ずかしいもの」としての童貞—戦後の雑誌言説
- 第6章 シロウト童貞というカテゴリー—「恋愛の自由市場」の一側面
- 第7章 「やらはた」の誕生—童貞喪失年齢の規範化
- 第8章 マザコン・包茎・インポ—童貞の病理化
- 第9章 「童貞は見てわかる」—童貞の可視化
- 第10章 童貞の復権?
「BOOKデータベース」 より