司馬遼太郎と『坂の上の雲』
著者
書誌事項
司馬遼太郎と『坂の上の雲』
(朝日文庫, [し1-111],
朝日新聞出版, 2015.1
- 上
- 下
- タイトル別名
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司馬遼太郎と坂の上の雲
- タイトル読み
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シバ リョウタロウ ト サカ ノ ウエ ノ クモ
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注記
ブックガイドあり
叢書番号はジャケットによる
「週刊司馬遼太郎 6-9」(2010-2012年刊)をもとに再構成し、加筆・修正したもの
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784022647641
内容説明
連載当時は誰も注目していなかった日露戦争。その経緯を紐解くことで、作家は“日本人の精神性”を描き出そうとした。だが、歴史になる前の出来事を書く苦しみを味わうことになる。それを乗り越え「事実」を踏まえた「小説」を生み出そうとした、独自の工夫と試みに迫る。
目次
- 子規と秋山兄弟の青春
- 講演再録 松山の子規、東京の漱石
- 子規と秋山兄弟の選択
- 日露戦争前夜の主役たち
- 子規を慰めた陸羯南シスターズ—『ひとびとの跫音』の世界
- ブックガイド—『坂の上の雲』と読む司馬遼太郎作品
- インタビュー—私と司馬さん
- 巻冊次
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下 ISBN 9784022647658
内容説明
物語が日露戦争終戦後に差し掛かった際に、正確な情報を与えなかった政府、冷静に事実を調べようとしなかった新聞や、学者、政治家、情報に踊らされた国民たちを、作家は冷徹に描き出し、「魔の季節」への出発点だと記した。40代を費やして執筆された作品の執筆秘話。
目次
- 日露開戦と子規の最期
- 旅順攻防と海戦前夜
- 日本海海戦の栄光と影
- 講演再録 『坂の上の雲』秘話
- ブックガイド—『坂の上の雲』と読む司馬遼太郎作品
- インタビュー—私と司馬さん
「BOOKデータベース」 より