父の名の否 (ノン)、あるいは資本の到来

著者

    • 河中, 郁男 カワナカ, イクオ

書誌事項

父の名の否 (ノン)、あるいは資本の到来

河中郁男著

(中上健次論, 第2巻)

鳥影社, 2015.6

タイトル別名

父の名の否あるいは資本の到来

父の名の否、あるいは資本の到来

タイトル読み

チチ ノ ナ ノ ノン、アルイワ シホン ノ トウライ

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内容説明・目次

内容説明

1980年以降の日本社会の変質を「資本」による民主主義的社会の破壊と把握して、その社会的変化を描いた『地の果て—至上の時』を読み解く。ヘーゲルの『法哲学』をマルクスの『経済学批判要綱』から転換した論考、ヘーゲルの「アンティゴネ」解釈をラカンの解釈から転換した論考などを手がかりに「父の名」=「声なき死者」が欠如したポスト・モダン的世界として分析。

目次

  • 序章 「批評」/「小説」/「近代社会」
  • 第9章 「悲劇」について
  • 第10章 マルクスから読むヘーゲル=中上健次
  • 第11章 三人目の天皇—『万延元年のフットボール』論
  • 第12章 「牢獄」を出た者/入った者
  • 第13章 四人関係
  • 第14章 「路地」の消滅・あるいは資本の到来

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB18960773
  • ISBN
    • 9784862654830
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    538p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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