大洋に一粒の卵を求めて : 東大研究船、ウナギ一億年の謎に挑む
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書誌事項
大洋に一粒の卵を求めて : 東大研究船、ウナギ一億年の謎に挑む
(新潮文庫, 10327,
新潮社, 2015.7
- タイトル別名
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世界で一番詳しいウナギの話
大洋に一粒の卵を求めて : 東大研究船ウナギ一億年の謎に挑む
- タイトル読み
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タイヨウ ニ ヒトツブ ノ タマゴ オ モトメテ : トウダイ ケンキュウセン、ウナギ イチオクネン ノ ナゾ ニ イドム
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注記
「世界で一番詳しいウナギの話」(飛鳥新社 2012年刊)を改題し、増補したもの
内容説明・目次
内容説明
海で孵化して半年、その後姿をかえて川で十年、再び海へ産卵に戻る不思議な生態のウナギ。何千キロも大洋を回遊するウナギ最大の謎はその産卵場だった。海の塩分濃度、海底山脈の位置、月の満ち欠け。様々な仮説が検討され、浮かび上がったのは西マリアナ海嶺南端部の海山域だった。広大な海で直径1.6ミリの卵を探しあてた世紀の大発見の軌跡。
目次
- 第1章 なぜ、動物は旅に出るのか—ヒトも魚も「脱出」する
- 第2章 ウナギの進化論—深海魚がウナギになった?
- 第3章 二つのウナギ研究—大西洋と太平洋
- 第4章 海山に「怪しい雲」を追う—三つの仮説、検証の一四年
- 第5章 ハングリードッグ作戦—幸運の台風遭遇
- 第6章 ウナギ艦隊、出動ス!—世界初の天然卵採集、親ウナギ捕獲
- 第7章 なぜウナギ資源は減少したか—原因の究明と研究の進展
- 第8章 ウナギ研究最前線—研究はエンドレス
- 第9章 ウナギと日本人—保全のために今私たちができること
「BOOKデータベース」 より