原子力の深い闇 : "国際原子力ムラ複合体"と国家犯罪

書誌事項

原子力の深い闇 : "国際原子力ムラ複合体"と国家犯罪

相良邦夫著

藤原書店, 2015.6

タイトル別名

原子力の深い闇 : 国際原子力ムラ複合体と国家犯罪

タイトル読み

ゲンシリョク ノ フカイ ヤミ : コクサイ ゲンシリョクムラ フクゴウタイ ト コッカ ハンザイ

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注記

参考文献: p216-217

東京電力・福島第一原発事故および関連の主な出来事: p224-226

内容説明・目次

内容説明

われわれは原子力から逃れることが出来るのか!?戦後、世界は原子力(=核)を背景に平和を享受し続けてきた。だが、今や我々をとりまく環境は、原子力に包囲し尽くされてしまった。本書は、国連諸機関並びに原子力推進諸団体及び国家などが、原子力を管理・主導する構造(国際原子力ムラ複合体)を、現在入手しうる限りの資料を駆使して解明する告発の書である。

目次

  • 第1部 福島第一原発事故の現状と問題点(福島県の被災地と、東日本八県九九市町村の除染の遅れ;クリアランス制度による放射性物質の全国拡散処理化;福島第一原発事故の健康と食品への影響)
  • 第2部 チェルノブイリ原発事故と福島原発事故の比較(ウクライナとベラルーシの人口激減と健康被害;“国際原子力ムラ複合体”「チェルノブイリ・フォーラム」はIAEAの指揮か?—統計的な確証が無いと宣言し、重要な科学研究成果を無視し続けるIAEA;福島原発のほうが格段に高い、帰還居住区域の放射線被ばく線量)
  • 第3部 “国際原子力ムラ複合体”の実体—被ばく障害を「生活習慣病」でカムフラージュ(「生活習慣病」と「内部被ばく」問題;世界の放射線防護基準を作った国際放射線防護委員会(ICRP)に対する疑問;欧州放射線リスク委員会(ECRR)の告発と日本)
  • 第4部 福島原発事故は虚構の上に成り立つ国の犯罪(原子力中心に組み立てられた日本社会—原発再稼働と賠償、廃炉などの巨費は国民のツケに;新たな「国際放射線防護基準」の創設を—人類の健康と福祉を守るために、「内部被ばく」を入れた基準を)

「BOOKデータベース」 より

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