Bibliographic Information

かそけきもの : 白洲正子エッセイ集「祈り」

白洲正子 [著] ; 青柳恵介編

(角川文庫, 19245)

KADOKAWA, 2015.6

初版

Other Title

白洲正子エッセイ集祈り

角川ソフィア文庫

Title Transcription

カソケキ モノ : シラス マサコ エッセイシュウ イノリ

Available at  / 7 libraries

Note

ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 L-123-3」の表示あり

Description and Table of Contents

Description

幼い頃から能に親しんだ白洲正子は、現世は仮の姿という中世的な世界観を呼吸してきた。自らは信仰心はないと言うが、熊野那智の山上の荘厳な光景に補陀落という観音浄土を感じとり、西国巡礼以降、近江散歩ではいにしえの歴史と重ね合わせつつ、景観のなかにも手を合わせるような“祈り”のこころを持つ。その結節点にはいつも十一面観音像があった。人間の生死を超越するもの、見えざるものへの晩年の正子の表現の流儀を読む。

Table of Contents

  • お祈り
  • 日本人の心
  • 木まもり
  • 仏になって描いた絵
  • 西国巡礼の祖 花山院
  • 補陀落渡海 平維盛
  • 神仏混淆
  • 志摩のはて
  • 一期一会
  • 日本の信仰〔ほか〕

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