書誌事項

「聖断」の終戦史

山本智之著

(NHK出版新書, 465)

NHK出版, 2015.7

タイトル別名

聖断の終戦史

タイトル読み

セイダン ノ シュウセンシ

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注記

参考文献一覧: p213-237

関係年表: p238-245

内容説明・目次

内容説明

一九四五年八月の昭和天皇の「聖断」は、どう引き出されたのか。これまでの説では、本土決戦が迫る中、徹底抗戦派の陸軍と和平派の対立を天皇が土壇場で裁定したと言われてきた。だが、はたしてそれは本当か?本書は、アジア太平洋戦争の開戦から終戦までに何度も出された「聖断」をテーマに、天皇と指導者層の対立と妥協の様子を描きながら終戦の真相を明らかにしていく。新たな終戦史の誕生!

目次

  • 序章 終戦の通説はどうつくられたか
  • 第1章 終戦史研究と「聖断」
  • 第2章 開戦の「聖断」下る—勝利を前提として
  • 第3章 知られざる「聖断」—勝利から引き分け狙い
  • 第4章 対等和平を断念する—終戦工作の本格化
  • 第5章 敗戦容認の「聖断」ついに下る—暗黙の「合作」
  • 終章 「聖断」と終戦の戦後史

「BOOKデータベース」 より

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