楳図かずお論 : マンガ表現と想像力の恐怖
著者
書誌事項
楳図かずお論 : マンガ表現と想像力の恐怖
青弓社, 2015.6
- タイトル読み
-
ウメズ カズオ ロン : マンガ ヒョウゲン ト ソウゾウリョク ノ キョウフ
大学図書館所蔵 全93件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献一覧: p414-419
楳図かずお作品目録: p426-488
楳図かずお年譜考略: p489-511
内容説明・目次
内容説明
『へび少女』『おろち』『イアラ』『漂流教室』『洗礼』『まことちゃん』『わたしは真悟』『神の左手悪魔の右手』『14歳』…。名作を描き続けた孤高の人、楳図かずお。本書は、恐怖に加え、子ども、母、神、美と愛、夢、時間といったモチーフを縦横に織り込んで描かれた楳図作品を、主題論・作品論・表現論・文献学を総合して読み解き、その可能性の中心を照らし出す。恐怖マンガの巨匠と称され、多くのマンガ家たちからの尊敬を集めながらも、一面的に批評されがちな作品評価をくつがえし、コマ割りや描線、運動と時間の生成などマンガ表現の原理を検証しながら、その哲学性と芸術性の全貌を再評価する大著。充実した年譜と作品目録、書名・人名・語彙の索引を付す。
目次
- 第1章 楳図かずおの恐怖概念
- 第2章 わたしは真悟、内在する高度
- 第3章 子どもと暴力—「子供は遊んでばかりいたのかな?」
- 第4章 洗礼、その身体と記憶
- 第5章 ぬばたまの夢やは実在を思はする神の左手悪魔の右手—楳図かずおと世界の創造
- 第6章 タマミの御霊—『赤んぼ少女』と鎮魂の問題
- 第7章 楳図かずおのコマ割り理論
- 第8章 マンガにおける二つの省略—マンガ表現論の構造
- 第9章 ペコの左手アクマの右手—描線論、または松本大洋『ピンポン』における超越と内在
- 第10章 復刻の形而上学—版の概念をめぐるマンガの諸問題
- 第11章 イアラ、典拠と出来事、言葉と反復
「BOOKデータベース」 より