銀行の不良債権処理と会計・監査

書誌事項

銀行の不良債権処理と会計・監査

児嶋隆著

中央経済社, 2015.7

タイトル別名

銀行の不良債権処理と会計監査

タイトル読み

ギンコウ ノ フリョウ サイケン ショリ ト カイケイ・カンサ

大学図書館所蔵 件 / 54

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p325-338

内容説明・目次

内容説明

銀行は、規制業種としての公共性と上場会社としての私企業性の2つの側面をあわせもつため、経営の健全性と投資家の保護のいずれも欠くことはできない。本書の最大のテーマである不良債権処理については、銀行法は条文を置いていないため、「一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に従う」ものとされているが、これだけでは会計処理ができないため、金融当局が詳細な規定を定めてきた。本書では、銀行監査が導入された1976年から2004年までに起こった銀行の不良債権処理の会計・監査の実態について、上記の2つの側面から解明を試みるものである。

目次

  • 第1部 わが国の銀行の不良債権処理の会計・監査(銀行監査導入時の銀行会計;銀行監査の導入;資産の自己査定制度導入までの会計基準の変遷;バブル崩壊後の不良債権処理の会計・監査;資産の自己査定制度の導入;資産の自己査定制度導入時における会計基準の問題点;日本長期信用銀行事件と日本債券信用銀行事件の考察;資産の自己査定制度導入後の会計・開示制度の進展;金融再生プログラムの時代;中小企業金融円滑化法の銀行会計・監査に与える影響)
  • 第2部 米英ならびに国際機関等の見解と動向(米国の銀行の貸倒引当金規制;「発生損失アプローチ」から「予想損失アプローチ」へ;実現しなかったコンバージェンス;英国金融危機における銀行の監査人の判断;バーゼル銀行監督委員会と銀行会計・監査;まとめと展望)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB19073995
  • ISBN
    • 9784502150319
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iii, ix, 341p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ