現代語訳神皇正統記
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書誌事項
現代語訳神皇正統記
(新人物文庫, [い-17-1])
KADOKAWA, 2015.6
- タイトル別名
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神皇正統記
- タイトル読み
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ゲンダイゴヤク ジンノウ ショウトウキ
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内容説明・目次
内容説明
『神皇正統記』は、南北朝の動乱期に村上源氏の血をひく公家の北畠親房によって、常陸小田城の籠城戦のさなかに、簡略な「王代記」一冊だけを参考として書き上げられたといわれる。神代から後村上天皇にいたる皇位継承の歴史を述べながら、南朝の正統性を主張した書であったが、天皇の在り様について独自のイデオロギーを開示した「王権論」でもある。天皇親政の再現という政治路線は挫折したが、自らが属する王統への強烈な支持表明の展開過程において明確化された視座と価値観とによって、『神皇正統記』は中世期を代表する「思想の書」「革命の書」として、後世の学者・史家に多大な影響を及ぼし、広い読者層を獲得した。
目次
- 第1章 『神皇正統記』入門(『神皇正統記』の成立と南北朝の動乱)
- 第2章 『神皇正統記』(天)を読む(序;神代;地神;人皇(一))
- 第3章 『神皇正統記』(地)を読む(人皇(二))
- 第4章 『神皇正統記』(人)を読む(人皇(三))
- 第5章 特別資料(『古事記』『日本書紀』の神系譜;古代・中世天皇家系図)
「BOOKデータベース」 より