一塊のパン : ある学徒兵の回想
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一塊のパン : ある学徒兵の回想
中国書店, 2015.7
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イッカイ ノ パン : アル ガクトヘイ ノ カイソウ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784903316468
内容説明
宮崎中学卒業後、北京興亜学院へ。東洋の古都・北京での学生生活も束の間、学徒動員により砲兵として北支派遣軍「衣兵団」に配属。敗戦を北部朝鮮で迎え、ソ連軍の捕虜としてウラジオストクへ移送される—。戦争が当たり前だった時代の青春。
目次
- 第1章 宮崎中学から北京興亜学院へ(「国防色」の世代;詩に詠われた日中戦争;戦時下の宮崎中学時代;勤労動員 ほか)
- 第2章 中国での軍隊生活—北支派遣第五十九師団迫撃砲隊(出征;入隊—北京から済南へ;八路軍との攻防と新民会;盧溝橋事件 ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784903316475
内容説明
命の尊さを伝えるシベリア抑留記。極寒と飢餓と重労働による死と隣り合わせの日々、兵隊たちはどのように生き抜こうとしたか。そして、北部朝鮮を転々しての帰還—。極限状況下における人間性を深く凝視し、明晰な思索を重ねて綴った記録。
目次
- 第3章 シベリアでの抑留生活(収容所生活の始まり;“飢餓行軍”;タイガの中の丸太小屋収容所;食べ物の話に花が咲く ほか)
- 第4章 出発、そして故郷へ(北部朝鮮・清津へ;従軍看護婦の記録;古茂山収容所の将校たち;作業服から軍服に着替える ほか)
「BOOKデータベース」 より