アンデスの聖人信仰 : 人の移動が織りなす文化のダイナミズム

書誌事項

アンデスの聖人信仰 : 人の移動が織りなす文化のダイナミズム

八木百合子著

臨川書店, 2015.7

タイトル読み

アンデス ノ セイジン シンコウ : ヒト ノ イドウ ガ オリナス ブンカ ノ ダイナミズム

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注記

博士学位論文「現代アンデス農村における聖人信仰の変容 : 人の移動に焦点をあてて」(総合研究大学院大学, 2012年度) を加筆・修正したもの

参考文献: 巻末 pi-viii

内容説明・目次

内容説明

テロリズムの台頭をきっかけにした変動のさなかにあって都市と農村のあいだに生きる人々が力強く独自の信仰を発展させてきた実態と背景に迫る。

目次

  • 序章 アンデス農村における人の移動と聖人信仰(本書の目的;本書の背景と視座;調査の概要)
  • 第1章 アンデス農村の聖人信仰—今日的状況(調査地概況;村落の聖人をめぐる宗教実践;村における聖人の位置づけの変容)
  • 第2章 村の聖人をめぐる諸相の変遷—歴史記録の解析(『聖人台帳』について;聖人をとりまく人びとを通じてみた祭礼の動向;奉納品からみた聖人信仰をめぐる状況)
  • 第3章 村落から都市へ—首都リマの移住者と聖人信仰(都市移住の様態;リマに暮らす移住者の組織化;リマ移住者たちの聖人をめぐる実践)
  • 第4章 聖人をめぐる村落/都市—祭礼にかかる支援の様態(サンタ・ロサ祭礼の経済基盤;村落における支援獲得方法;都市において展開される祭礼支援)

「BOOKデータベース」 より

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