書誌事項

市場の失敗との闘い : ケンブリッジの経済学の伝統に関する論文集

M.C.マルクッツォ著 ; 池田毅 [ほか] 訳

(ポスト・ケインジアン叢書, 38)

日本経済評論社, 2015.7

タイトル別名

Fighting market failure : collected essays in the Cambridge tradition of economics

タイトル読み

シジョウ ノ シッパイ トノ タタカイ : ケンブリッジ ノ ケイザイガク ノ デントウ ニ カンスル ロンブンシュウ

大学図書館所蔵 件 / 122

注記

その他の訳者: 伊藤宣広, 黒木龍三, 内藤敦之, 長原徹, 袴田兆彦, 藤原新

監訳: 平井俊顕

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

ケンブリッジ黄金期の経済学者たちの群像。ケインズ、カーン、J.ロビンソン、スラッファ—「ケインズ革命」、「不完全競争革命」等を主導したグループに焦点を当て、彼らの、生き方、知的協力、相互批判、理論的な貢献を検討する。

目次

  • 第1部 個人(経済学の「場所」としてのケンブリッジ;ケインズとケンブリッジ;ケンブリッジ大学でのピエロ・スラッファ;ケンブリッジでの著作の序文に隠れている、かの捉えにくい人物—リチャード・カーンの貢献についての評価;ジョーン・ロビンソンと3つのケンブリッジ革命;R.F.カーンと不完全競争)
  • 第2部 協働(J.M.ケインズとR.F.カーンの『貨幣論』から『一般理論』への協働;ジョーン・ロビンソンとリチャード・カーン—短期分析の起源;ロビンソンとスラッファ;スラッファとケンブリッジ経済学 1928−31年)
  • 第3部 接近法(市場の「不完全性」から市場の「失敗」へ—レッセ・フェールに対するいくつかのケンブリッジの挑戦;マクロ経済学の代替的なミクロ経済学的基礎—L字型費用曲線に関する論争再考;短期の経済学の回顧;「第1次」不完全競争革命;ケンブリッジ経済学の伝統における利潤最大化)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB19241466
  • ISBN
    • 9784818823785
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xv, 402p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ