帝国神道の形成 : 植民地朝鮮と国家神道の論理
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帝国神道の形成 : 植民地朝鮮と国家神道の論理
岩波書店, 2015.7
- タイトル読み
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テイコク シントウ ノ ケイセイ : ショクミンチ チョウセン ト コッカ シントウ ノ ロンリ
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注記
参考文献: 巻末p5-15
人名索引: 巻末p1-2
事項索引: 巻末p3
内容説明・目次
内容説明
「神社非宗教論」にもとづく国家神道は、いつ・いかにして皇祖神崇拝と結びついたのか。「敬神崇祖」の論理はいかにして形成され具体化されたのか。一九三〇年代を中心とする植民地朝鮮における神社政策の展開を、神社神道の言説や地域の祭祀の場に即して分析、多民族帝国主義的ナショナリズムに立脚した国家神道の姿を解明、その本質に迫る。
目次
- 帝国史における国家神道
- 1 国家神道論理の形成—一九三〇年代前半(農村振興運動期の神社政策—「洞祭」への関心;国体明徴と心田開発運動—国民統合を目指す神社政策;「敬神崇祖」と国家神道の論理の確立—皇祖神に「帰一」する始祖神)
- 2 国家神道論理の実体化—一九三〇年代後半(天照大神と神社・神祠の統制—朝鮮版神社整理;「洞祭」をめぐる神社政策—増設のための「洞祭」利用言説;植民地朝鮮における「類似宗教」概念—国家神道の論理により排除される信仰者の群れ)
- 民族宗教の枠を超える帝国神道論
「BOOKデータベース」 より