消えるオス : 昆虫の性をあやつる微生物の戦略
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消えるオス : 昆虫の性をあやつる微生物の戦略
(DOJIN選書, 66)
化学同人, 2015.6
- タイトル読み
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キエル オス : コンチュウ ノ セイ オ アヤツル ビセイブツ ノ センリャク
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注記
文献一覧: p195-206
内容説明・目次
内容説明
オスをメスに性転換させる、役に立たないオスを殺してしまう、交尾なしで子どもを産めるようにさせる…。これらはすべて昆虫の細胞に共生している細菌「ボルバキア」が行う宿主操作の例だ。なぜボルバキアは宿主の性や生殖を操作する必要があるのだろうか。宿主はボルバキアにやられっぱなしなのだろうか。こういった現象を人類のために利用する方法はないだろうか。本書では、性と寄生をめぐって近年明らかとなってきた、躍動的な生物の世界を紹介する。
目次
- 序章 オスがいなくなる!?
- 第1章 覆される性
- 第2章 遺伝子の戦い
- 第3章 宿主の性を操作する微生物ボルバキア
- 第4章 ボルバキアの勢力拡大
- 第5章 種の興亡
- 第6章 暴走するゲノム
- 第7章 共生微生物と宿主との相利共生関係
- 第8章 共生微生物を利用して何ができるか?
- 終章 自然を理解することの意味
「BOOKデータベース」 より