懐かしき"ヤマヤ"たちの歌
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懐かしき"ヤマヤ"たちの歌
創英社 : 三省堂書店, 2015.6
- タイトル読み
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ナツカシキ ヤマヤタチ ノ ウタ
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内容説明・目次
内容説明
昭和十九年十月、敗戦の色も濃く、穂高には登山者の影もなかった。昭和二十年三月東京大空襲で家族を亡くしたカメさんは無一物で山へ向かう。「山が好きだから、後に他になし」。アルプスの神々は峻厳な鷹の翼を広げて、孤独な聖者を迎え入れてくれた。“伝説のクライマー”が綴った戦中戦後の山々を駆けめぐる雪と岩の無垢の歌。
目次
- 第1部 煙い小屋でも黄金の御殿(谷川岳のビバーク;アプローチの回想;登山用具開発の頃;担ぎ屋の旅と埋込ボルト;不審尋問のカモ—戦中戦後の登山の服装 ほか)
- 第2部 穂高よさらば また来る日まで(上高地の五月の雨の旅;知らねえ山と深山きじ巻草;転んだ後は谷川温泉でザブン;「まんず、それくだしまっしょ」—山ではお金は通用しないこと;誠さんの優雅な山歩き ほか)
「BOOKデータベース」 より