世紀末イスタンブルの演劇空間 : 都市社会史の視点から
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世紀末イスタンブルの演劇空間 : 都市社会史の視点から
(白帝社アジア史選書, 012)
白帝社, 2015.7
- タイトル読み
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セイキマツ イスタンブル ノ エンゲキ クウカン : トシ シャカイシ ノ シテン カラ
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注記
文部科学省科学研究費補助金[基盤研究C]2004-2006年度「19世紀イスタンブルの演劇空間 : 都市社会史の視点から」 (研究代表者永田雄三) および同2007-2009年度「近代トルコにおける西洋演劇の受容と伝統演劇」 (研究代表者永田雄三) の研究成果の一部
参考文献一覧: p348-356
内容説明・目次
内容説明
19世紀末から20世紀初頭のイスタンブルがパリやロンドンなどヨーロッパ諸都市を意識して変容する姿を、当時上演された演劇のポスターを軸に歴史的背景を交え詳解。伝統演劇の基礎の上に受容された近代演劇が花開き、トルコの「鹿鳴館時代」とでもいえる「西洋化」がいちじるしい街の変化の様子がそこから見てとれる。世紀末イスタンブルは、当時のヨーロッパ、さらには日本とも同じような雰囲気をもつ演劇都市だった。
目次
- 第1章 帝都イスタンブルの伝統演劇(影絵芝居「カラギョズ」;大道演劇「オルタオユヌ」 ほか)
- 第2章 西洋演劇の受容(1)正劇(近代演劇成立の社会的条件;正劇の受容 ほか)
- 第3章 西洋演劇の受容(2)大衆演劇の活況(「トゥルアート」演劇の誕生;トゥルアート演劇の特徴 ほか)
- 第4章 演劇ポスターにみる社会生活の西洋化(「文明開化」する都市イスタンブル;印刷・出版活動事情 ほか)
「BOOKデータベース」 より