満蒙開拓、夢はるかなり : 加藤完治と東宮鐵男

書誌事項

満蒙開拓、夢はるかなり : 加藤完治と東宮鐵男

牧久著

ウェッジ, 2015.7

タイトル別名

満蒙開拓夢はるかなり : 加藤完治と東宮鐵男

タイトル読み

マンモウ カイタク、ユメ ハルカナリ : カトウ カンジ ト トウミヤ カネオ

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注記

主要引用・参考文献: 下p316-322

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784863101470

内容説明

日露戦争講和の翌年、加藤完治は帝大に、東宮鐵男は旧制中学に入学する。加藤は農業の道を志し、東宮は軍人の道を志す。昭和初年、大恐慌と冷害にあえぐ日本の海彼に満蒙の曠野が広がっていた。満蒙開拓移民をめぐって、二人の人生はクロスする—。

目次

  • 序章 「渡満道路」を辿る
  • 第1章 農本主義教育者・加藤完治の誕生
  • 第2章 軍人・東宮鐵男と中国大陸
  • 第3章 国民高等学校運動と加藤グループ
  • 第4章 満蒙移民の胎動と満州事変
  • 第5章 動き出した満蒙開拓移民
  • 第6章 第一次武装試験移民(弥栄村)の入植
巻冊次

下 ISBN 9784863101487

内容説明

満州事変勃発の翌年、政府は満州移民の実施を決定し、やがて国策となる。移民は農家の子弟に及び、「青少年義勇軍」と呼ばれた。日米開戦、戦時体制は満蒙開拓を変質させ、青少年は戦時要員と化した。加藤と東宮の描いた開拓の夢は悲惨な結末を迎える—。

目次

  • 第7章 土龍山事件と饒河少年隊
  • 第8章 国策となった「満州開拓移民」
  • 第9章 満蒙開拓青少年義勇軍
  • 第10章 変質する「満州国」と満州移民
  • 第11章 関東軍の南方転用と根こそぎ動員
  • 第12章 満蒙開拓団八万人の悲劇
  • 第13章 加藤完治の戦後と新たな開拓
  • 終章 二〇一四年夏、満州開拓の足跡を辿って

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB1928854X
  • ISBN
    • 9784863101470
    • 9784863101487
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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