石原莞爾の変節と満州事変の錯誤 : 最終戦争論と日蓮主義信仰
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石原莞爾の変節と満州事変の錯誤 : 最終戦争論と日蓮主義信仰
芙蓉書房出版, 2015.8
- タイトル読み
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イシハラ カンジ ノ ヘンセツ ト マンシュウ ジヘン ノ サクゴ : サイシュウ センソウロン ト ニチレン シュギ シンコウ
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参考文献一覧: p263-271
内容説明・目次
内容説明
非凡な「戦略家」か?稀代の「変節漢」か?「カリスマ神話」や「英雄像」を否定する画期的な論考。ほとんど学術研究の対象とされなかった信仰問題の分析を通して、石原の言動の変遷と日蓮主義信仰の影響、そしてこれまで語られてこなかった石原の人物像に迫る。
目次
- 第1章 「つくられた石原莞爾像」—カリスマ神話の形成
- 第2章 「八紘一宇」と日蓮主義
- 第3章 「最終戦争」と「予言」—日蓮主義運動と入信過程
- 第4章 陸軍の課題としての対米戦略
- 補論1 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』に見る日蓮主義信仰と社会変革
- 第5章 満洲侵略の前提状況
- 第6章 満州事変の決行
- 第7章 満洲国建国にともなう変節
- 補論2 石原莞爾の「発心」についての推論
- 第8章 参謀本部改革と「国防国策」
- 第9章 構想の破綻と変節
- 第10章 満州事変と予言信仰の錯誤
「BOOKデータベース」 より