奇妙な県境62の不思議
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奇妙な県境62の不思議
(じっぴコンパクト文庫, [あ1-1])
実業之日本社, 2015.7
- タイトル読み
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キミョウ ナ ケンキョウ 62 ノ フシギ
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注記
『知らなかった!驚いた!日本全国「県境」の謎』(2007年刊)を改題・加筆修正し、文庫化したもの
参考文献: p239
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「県境」は、単なる行政上の境界線かと思いきや、この曲がりくねった、あるいはまっすぐ、時には消えてしまっている(!)一筋の線が引かれるまでには、全国各地で悲喜こもごものドラマが繰り広げられてきました。なぜそこが県境なのか?誰が、何を基準にして決めたのか?そこに「政治的な思惑」はありやなしや?あなたの住む地域にもきっとある「県境の謎」。思わずだれかに話したくなるような、知られざるエピソード満載です。
目次
- 1 「廃藩置県」から「四十七都道府県」の成立へ(明治維新が「県」を生んだ—新政府の樹立で行政区分の再編に動き出す;「府藩県三治制」で三府四十一県が成立—さらに「廃藩置県」で三府三百二県に ほか)
- 2 県境に秘められた歴史(実は徳島県だった淡路島—兵庫県への編入は「稲田騒動」が原因か?;静岡県になりたくなかった伊豆—熱海市の一部は神奈川県だった ほか)
- 3 なぜそこに県境がある?(瀬戸内海の小島になぜ県境がある?—漁業権をめぐる縄張り争いが発端;出羽国の中にある陸奥国—県名が五回も変わった秋田県鹿角郡 ほか)
- 4 日本縦断 県境をめぐる争い(リフトの建設計画が蔵王山の県境紛争に発展—県境未定地の認識がなった山形県と宮城県;県境を確定させた中海の干拓と米子空港拡張—江戸時代から境界はうやむやのままだった ほか)
- 5 県境未定地の謎(県境未定地は全国にどれだけある?—県境、市町村境ともすべて確定しているのはたったの十県;青森と秋田の境界に横たわる十和田湖の県境はどこ?—養殖漁業の免許取得から発生した県境問題 ほか)
「BOOKデータベース」 より