白い遠景
著者
書誌事項
白い遠景
(講談社文庫, [よ3-31])
講談社, 2015.3
- タイトル読み
-
シロイ エンケイ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
収録内容
- 白い橋
- 戦後は終らない
- 人間の無気味さ
- 眩い空と肉声
- 立っていた人への手紙
- 「殉国」ノートから
- 戦記と手紙
- 元海軍大佐P氏のこと
- 「海の史劇」ノートから. 1
- 「海の史劇」ノートから. 2
- 消えた「武蔵」
- 「冬の鷹」ノート. 1
- 「冬の鷹」ノート. 2
- 「ふぉん・しいほると」ノート. 1
- 「ふぉん・しいほると」ノート. 2
- 「ふぉん・しいほると」ノート. 3
- 「漂流」ノート
- 「北天の星」ノート. 1
- 「北天の星」ノート. 2
- 「北天の星」ノート. 3
- 「北天の星」ノート. 4
- 「赤い人」ノート
- 「羆」ノート
- 「烏の浜」ノート
- 「関東大震災」ノート. 1
- 「関東大震災」ノート. 2
- ほのぼのとした人の死
- 御焼香
- 駈けつけてはならぬ人
- ゆーっくり、ゆーっくり
- 駄作だが
- 最下位と最高点
- 名刺
- 赤い旗
- 海外旅行
- 左右を見ないで渡れ
- K氏の怒り・その他
- スミマセン
- 食べれる、見れる
- 私の生れた家
- 路上に寝る
- 行列
- 動物と私
- 古本と青春時代
- わたしと書物
- 林芙美子の「骨」
- 柳多留と私
- 暗夜行路の旅
- 男体・女体
- 緑色の墓標
- 小説と読者
- 見えない読者
- 「闇」からの手紙
- 囚人の作品
- 懲りる
- 足と煙草
内容説明・目次
内容説明
終戦を境にして戦時中から著しく変化した人間の不可解さを見きわめることを出発点とした吉村文学。現地に足を運び、戦争の生存者の声に耳を傾けた記録。また、大切な古本を庭に埋めて空襲から守った思い出や、文学とはなにかを学んだ「暗夜行路」の舞台を巡る旅など、作家の原点を浮彫りにした初期随筆集。
目次
- 戦争と“私”(白い橋;戦後は終らない ほか)
- 取材ノートから(「冬の鷹」ノート;「ふぉん・しいほると」ノート ほか)
- 社会と“私”(ほのぼのとした人の死;御焼香 ほか)
- 小説と“私”(私の生れた家;路上に寝る ほか)
「BOOKデータベース」 より