家族という病巣
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家族という病巣
セブン&アイ出版, 2015.7
- タイトル読み
-
カゾク ト イウ ビョウソウ
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内容説明・目次
内容説明
家族が生み出すべきたった一つのもの、それは「愛着」である。「機能不全家族」という環境要因と、「発達障害」という認知機能的要因の二つの視点から、子どもの育ちにとって「家族」機能はなぜ必要かを問う。
目次
- 序章 診察室から見える「現代の家族像」
- 第1章 「機能していない家族」で育つ人生の重荷(不安障害に悩まされた文豪—夏目漱石;過食症・自傷行為と闘い続けた皇太子妃—ダイアナ・フランセス;薬物依存に苦しんだ「10代のカリスマ」—尾崎豊;暴力の連鎖を体現した「独裁者」—アドルフ・ヒトラー;「機能不全家族」という病)
- 第2章 「発達障害」という生きづらさ(「世渡り下手」の天才作曲家—ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト;感性の赴くままに生きた放浪の天才画家—山下清;スリルを追求し、自己顕示に徹した不屈の政治家—ウィンストン・チャーチル;「発達障害」による生きづらさ)
- 第3章 機能不全家族と発達障害の二重奏(「二重奏」によって脆弱化される心;「殺人幻想」に取り憑かれた少年—「少年A」(酒鬼薔薇聖斗);冷酷無比な殺人に手を染めた反社会性パーソナリティ—宅間守;「本当の家族」を探し求めたアーティスト—さかもと未明;発達障害の特性を武器にしたハリウッドスター—トム・クルーズ)
- 第4章 「家族という病」とどう向き合うか(「二重奏」による苦悩を乗り越えるために;親子の愛着関係から始まる「家族」)
「BOOKデータベース」 より