明治のサーカス芸人はなぜロシアに消えたのか

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明治のサーカス芸人はなぜロシアに消えたのか

大島幹雄著

(新潮文庫, 10314, お-90-1)

新潮社, 2015.9

タイトル読み

メイジ ノ サーカス ゲイニン ワ ナゼ ロシア ニ キエタ ノカ

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注記

祥伝社 (2013年8月刊) の文庫化

内容説明・目次

内容説明

崩壊寸前のソ連で入手した三枚の写真。それは日本人が革命前のロシアに到達し、サーカス芸人として大活躍した証だった。手がかりはイシヤマ、タカシマ、シマダという名前だけ。その足跡を追いかけた著者が発見したのは、日露戦争、第一次大戦、ロシア革命、そしてスターリンの大粛清に翻弄された孤独な人々の姿だった。歴史の襞に埋もれた秘伝を掘り起こす本格ノンフィクション。

目次

  • 第1章 日露戦争前のロシアに渡ったサーカス芸人(なぜ彼らは海を渡ったのか;ロシアで好評を博した日本人たち)
  • 第2章 追跡、謎のヤマダサーカス(戦慄のハラキリショー;山根ハルコのロシア放浪記;極東サーカス—サーカスがつないだ日本とロシア;帰ってきたイシヤマ;ジャグラー、タカシマ伝説;戦争とサーカス)
  • 第3章 サーカスと革命(山根ハルコの悲劇;アヴァンギャルドとタカシマ;イルクーツクのドクター・シマダ)
  • 第4章 粛清されたサーカス芸人(ヤマサキ・キヨシの運命;ナロフォミンスクからの手紙;パントシ・シマダの秘密;究極のバランス芸)

「BOOKデータベース」 より

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