有名事件13の原因メカニズムに迫る
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有名事件13の原因メカニズムに迫る
(B&Tブックス, . なぜ、企業は不祥事を繰り返すのか||ナゼ、キギョウ ワ フショウジ オ クリカエスノカ ; [正])
日刊工業新聞社, 2015.8
- タイトル別名
-
有名事件13の原因メカニズムに迫る
なぜ企業は不祥事を繰り返すのか
- タイトル読み
-
ユウメイ ジケン 13 ノ ゲンイン メカニズム ニ セマル
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注記
参考文献, 参考資料: 各講末
内容説明・目次
内容説明
危機管理のスペシャリストが重大事件・事故を分析・検証、不祥事を引き起こした因果関係のメカニズムを解説する。アクリフーズの農薬混入事件、ベネッセの顧客情報漏えい事件、オリンパスの不正会計事件など13件を収録。
目次
- 第1章 生かせなかった教訓(アクリフーズの農薬混入事件—「日本ならば大丈夫」という希望的観測に陥って問題点を放置;NHK職員によるインサイダー取引事件—過去の不祥事の再発防止にこだわり、別種の不祥事への備えが欠落;東海テレビの「ぴーかんテレビ」放送事故—経費削減のためアウトソーシングを進めたことで現場の負担が拡大;中国電力島根原子力発電所の点検時期超過事件—負担が重くても黙々と努力する「現場解決型の組織文化」が仇に)
- 第2章 従業員が不正を犯すとき(メルシャン水産飼料事業部の循環取引事件—非常に特殊な事業内容であったために不審点の追及がおろそかに;ベネッセの顧客情報漏えい事件—顧客情報を積極活用する経営方針がセキュリティの不備を招く;東海ゴム工業の労働安全衛生法違反事件—顧客への供給責任を果たすために犠牲にされたコンプライアンス)
- 第3章 ガバナンスの機能不全(新銀行東京の巨額損失事件—実現不可能なビジネスモデルに固執して経営方針の転換が遅延;大王製紙会長による特別背任事件—創業家出身の経営者の暴走に対して内部統制や会計監査は沈黙;オリンパスの不正会計事件—「インセンティブのねじれ」にむしばまれて不正を見逃した外部専門家)
- 第4章 重大事故が起きる現場(中日本高速道路の笹子トンネル事故—落下物対策を優先した関係で長期にわたり打音点検を未実施;上尾保育所における児童死亡事故—リーダーシップの不在によりモンスターペアレントが増長;東京ドーム遊戯施設「舞姫」の死亡事故—現場をアルバイトまかせにして、安全確認が変質したことに気付かず)
「BOOKデータベース」 より