死ぬとはどのようなことか : 終末期の命と看取りのために
著者
書誌事項
死ぬとはどのようなことか : 終末期の命と看取りのために
みすず書房, 2015.8
- タイトル別名
-
Über das Sterben : was wir wissen, was wir tun können, wie wir uns darauf einstellen
- タイトル読み
-
シヌ トワ ドノヨウナ コト カ : シュウマツキ ノ イノチ ト ミトリ ノ タメ ニ
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注記
原著の出版事項: [München] : dtv, 2014
内容説明・目次
内容説明
本書は、死が間近な人の生の実態、「安楽死問題」、患者の事前意思表明書など、アクチュアルな問題を論じ、ドイツで読まれ続けているベストセラーである。医療に求められるのは、患者の痛みを鎮めることだけではない、人間としての尊厳を保ちながら穏やかに死を迎えられるようにすることである。著者の説く看取りの教育はドイツの医師養成課程に採り入れられ、不可欠の課題になっている。緩和医療やホスピスをめぐる誤解や偏見をただし、よりよい終末期のための医療と社会制度を説く、“死”に関する現代の必読書。
目次
- 死ぬことについてわたしたちは何を知っているか
- 命の終わり—希望と現実
- 看取りの構造
- 命の終わりに人は何を必要とするか
- 黙想と重い病
- 空腹と渇きは死を招くか—終末期の患者、認知症または植物状態の患者への栄養水分補給
- 命の終わりにもっとも頻繁に遭遇する問題—また、どのようにしてそれを防ぐか
- 命の終わりのための準備—意思決定委任状と患者の事前意思表明書
- 医療における「死亡幇助」とはどのようなことか—自己決定と死への備えとのあいだの終末期医療
- 緩和医療とホスピスの活動—神話と現実
- 死を目前にした命—緩和医療の贈り物
「BOOKデータベース」 より