新宗教と総力戦 : 教祖以後を生きる

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新宗教と総力戦 : 教祖以後を生きる

永岡崇著

名古屋大学出版会, 2015.9

タイトル読み

シンシュウキョウ ト ソウリョクセン : キョウソ イゴ オ イキル

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注記

博士学位申請論文「宗教文化の近代的再編成をめぐる研究 : 新宗教の経験と表象」(大阪大学, 2011) のうち天理教運動の歴史を扱った第1部を再構成し、加筆・修正を加えたもの

索引: 巻末p1-6

内容説明・目次

内容説明

「いざ、ひのきしん隊」教祖亡き後、その存続をかけて自己形成をはかる新宗教。当局の介入や国家主義の高まり、戦時総動員の動きといった状況のなかで、指導者や信者たちは、前代の「遺産」をどう読み替え、信仰実践の地平を拓いてきたのか。天理教を事例に、人々が生きた新宗教の実像に迫る。

目次

  • 序章 新宗教と総力戦
  • 第1章 信仰共同体の危機と再構築—飯降伊蔵と本席‐真柱体制
  • 第2章 戦前における中山正善の活動—宗教的世界の構築とその政治的位置について
  • 第3章 「革新」の時代
  • 第4章 宗教経験としてのアジア・太平洋戦争—“ひのきしん”の歴史
  • 第5章 宗教のなかの「聖戦」/「聖戦」のなかの宗教—“ひのきしん”の思想
  • 第6章 「復元」の時代
  • 終章 動員への経路

「BOOKデータベース」 より

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