「地形」で読み解く世界史の謎
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「地形」で読み解く世界史の謎
(PHP文庫, [た17-17])
PHP研究所, 2015.8
- タイトル別名
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地形で読み解く世界史の謎
- タイトル読み
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「チケイ」デ ヨミトク セカイシ ノ ナゾ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
古代の農耕は、雨の多い熱帯ではなく、乾燥地域のオアシスで盛んだった。実は雨の多い地域では、雑草や樹木の成長が活発なため、大木を切って農地を開発し、作物だけを育成することは難しいのだ。反対に乾燥地域は、水さえ確保できれば、容易に作物を育てることができる。本書は、このような世界史における地政学的な謎を解くもの。学校では教えてくれない生の世界史がわかる!
目次
- 第1章 なぜ乾燥地にあるシルクロードが東西交易路として栄えたのか
- 第2章 なぜモンゴルは短期間でユーラシア大陸の大半を支配できたのか
- 第3章 穀物がほとんど採れないギリシアで、なぜ古代文明が興ったのか
- 第4章 イスラム教はなぜ、インドや東南アジアまで急速に広まったのか
- 第5章 なぜインドの南方には有力な政権が生まれなかったのか
- 第6章 なぜ中国王朝は南北に分かれることが多いのか
- 第7章 なぜ辺境の四川が、前漢の劉邦や蜀の劉備の本拠地になったのか
- 第8章 なぜ朝鮮半島には、七世紀末まで統一国家が生まれなかったのか
- 第9章 森林に覆われた西ヨーロッパがなぜ十一世紀以後急速に発展したのか
- 第10章 なぜ超高地のアンデスに文明が生まれたのか
- 第11章 アメリカ西部が十九世紀に意欲的に開拓されたのはなぜか
- 終章 地形からみえてくる世界史の流れ
「BOOKデータベース」 より