アリストテレス方法論の構想
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アリストテレス方法論の構想
知泉書館, 2015.7
- タイトル読み
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アリストテレス ホウホウロン ノ コウソウ
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内容説明・目次
内容説明
本書における方法論は一般的な実践的手段としての方法ではなく、方法論的思考がそれ自体として哲学の意味を担う「方法としての哲学」である。「論証が現実の知識活動と関係する」として経験と論理の融合を目ざすアリストテレス哲学の核心を、著者独自の視点から読み解いた意欲的な作品である。
目次
- 序論 方法論としての哲学
- 第1章 論証知の構造—『分析論後書』冒頭における問題提起をめぐって
- 第2章 自体的属性の論理—『分析論後書』第一巻四章・二巻十章
- 第3章 類の措定とその基体性—内属性の概念をめぐって
- 第4章 定義と存在問題—『分析論後書』の究極の問題点
- 第5章 帰納法と分割法—『分析論後書』第二巻十九章
- 付論1 数学的真理の問題
- 付論2 原子の不可分割性をめぐって—アリストテレスのデモクリトス批判の一断面
- 付論3 哲学の復権—書評・井上忠『根拠よりの挑戦』をめぐって
「BOOKデータベース」 より