日本人の給与明細 : 古典で読み解く物価事情
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書誌事項
日本人の給与明細 : 古典で読み解く物価事情
(角川文庫, [I129-1])
KADOKAWA, 2015.8
- タイトル別名
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角川ソフィア文庫
- タイトル読み
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ニホンジン ノ キュウヨ メイサイ : コテン デ ヨミトク ブッカ ジジョウ
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注記
「古典でたどる日本サラリーマン事情」(PHP研究所 1988年刊)の改題,加筆
奈良時代・平安時代・中世・江戸時代の物価表: 巻末
内容説明・目次
内容説明
「貧窮問答歌」を詠んだ万葉歌人・山上憶良の年収は1400万円だった—!?古代から近世まで、米や土地などの値段を手がかりに、先人たちの給料を現代のお金に換算。ノンキャリアの菅原道真、王朝のOL・紫式部、脱サラの兼好法師、戦国武将・岡左内の財テク、大田南畝の出張旅費など、いにしえのひとびとの生活を浮き彫りにする。古典資料を丁寧にひもとき、現代の私たちに通じる悲喜こもごもを、物価を軸に読み解く。
目次
- 1 奈良時代(山上憶良の年収は一千四百万円(山上憶良);日当六百円の出稼ぎ労務者の死(孔王部忍羽) ほか)
- 2 平安時代(ノンキャリアの星墜つ(菅原道真);自薦とコネの就職レース(源順・清原元輔他) ほか)
- 3 鎌倉時代(脱サラ遁世者(兼好法師);虚栄を追う官僚たち(藤原定家) ほか)
- 4 室町・戦国時代(建設会社建仁寺組(老番匠・檜前杉光);エリート管理者の心得(朝倉孝景) ほか)
- 5 江戸時代(商社マン誕生(三井高利・小橋利助他);著作者兼部長(山片蟠桃) ほか)
「BOOKデータベース」 より