ベンヤミンの人間形成論 : 危機の思想と希望への眼差し
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書誌事項
ベンヤミンの人間形成論 : 危機の思想と希望への眼差し
晃洋書房, 2015.8
- タイトル別名
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Walter Benjamins Bildungstheorie : Die Gedanke in Zeiten der Krise und der Blick auf die Hoffnung
- タイトル読み
-
ベンヤミン ノ ニンゲン ケイセイロン : キキ ノ シソウ ト キボウ エノ マナザシ
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注記
欧文タイトルはジャケットカバーによる
内容説明・目次
内容説明
ベンヤミンは子どもや子ども時代に、危機の時代に閃く“希望”を見た。その眼差しの展開を、言語観、想起論、メディア観に読み解く。
目次
- ベンヤミン思想の謎性格と魅力の解明
- 第1部 ベンヤミンの方法論—アレゴリー的解釈術の基本構造とその展開(解体/救済的思考からの遊戯論の誕生—ベンヤミンの遊戯観の背景にある認識論的枠組みについて;寓意家、収集家、遊民—ベンヤミンのアレゴリー的解釈術の基本構造;記憶の迷宮と夢からの覚醒—ベンヤミンの想起論の人間形成論的意義について)
- 第2部 メミーシスと理性—ベンヤミンのメディア論にある人間形成論(ベンヤミンの媒体概念について—一九三〇年代ドイツにおける“世界開放性”をめぐる思想模様のなかで;目的・合理的理性の機能転換—ベンヤミン・アドルノ論争の人間形成論的意味について;危機の思想の布置状況—ハイデガーの“決断主義”とアドルノのミメーシス論)
- 第3部 思想的照応関係の中のベンヤミン—倫理の起源をめぐって(対象からの眼差しと原初への思考—ベンヤミンの言語哲学的思考とメルロ=ポンティの肉の存在論;歴史に非常ブレーキをかけるもの—歴史の天使が眼差す行方;歴史の破局と認識可能性としてのいま—ナチズムをめぐるフーコー、アドルノ、ヤスパース、ベンヤミンの思想的対話)
- ベンヤミンの眼差しと人間形成論—特に、生命の問題をめぐって
「BOOKデータベース」 より