超越のエチカ : ハイデガー・世界戦争・レヴィナス
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書誌事項
超越のエチカ : ハイデガー・世界戦争・レヴィナス
ぷねうま舎, 2015.8
- タイトル別名
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Die Ethik der Transzendenz : Heidegger, Weltkrieg, Levinas
超越のエチカ : ハイデガー世界戦争レヴィナス
- タイトル読み
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チョウエツ ノ エチカ : ハイデガー セカイ センソウ レヴィナス
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注記
課程博士論文「超越のエチカ : ハイデガーとレヴィナス」(東北大学) を追加・修正したもの
註: p301-342
内容説明・目次
内容説明
ナチス的ユートピア、それは「決して起きてはならなかったこと」であった。ハイデガー存在論の最も深い位相をくぐった果てに、世界戦争という今日のアクチュアルな問いを担って、批判的に語り始めようと苦闘した二つの道筋—アレントとレヴィナス。ここにふたたび現代哲学の最前線があらわれる。
目次
- 1 他者と時間—ハイデガー、レーヴィット、レヴィナス(レヴィナスのフライブルクへ;ハイデガーのマールブルクへ)
- 2 役割としての人間—ハイデガーのカント解釈にそくして(ホモ・ヌーメノンの実存感情;道徳的人格性と物在性の交差)
- 3 第三帝国の存在論—アレントのハイデガー批判(ナチス・ドイツの定言命法?;凡庸な悪とその日常性)
- 4 近世存在論の超越論的構造—人間的構成力の臨界(認識論的転回の地平を求めて;世界の時間と自由)
- 5 超越の倫理とレヴィナス—生き残りの視線(感覚の享受、知識の倫理;身体とその過去;差異の時間と身体;顔の無限性と場所の倫理;世界への驚き、たまさかの生存)
「BOOKデータベース」 より